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翔んで埼玉

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久々に映画の感想記事。
昨年『カメラを止めるな!』と『ボヘミアン・ラプソディ』は
観たけど(感想は書いてない)…。
それ以来かな。
遅ればせながら、ようやく観に行けた。
しかし、滅多に映画を観に行けない状況で、
他にも観たい作品はたくさんある中、
これだけは観ておかねば!と厳選したのが
この映画て。
いやいや、これは映画館で観ておくべき映画よ。

監督は『テルマエ・ロマエ』『テルマエ・ロマエⅡ』の武内英樹。
そんな感じする、っていう映画だった。
人物デザイン監修・衣裳デザインを担当したのが柘植伊佐夫。
2012年の大河ドラマ『平清盛』の衣裳デザインもこの方だったよね。
かなり原作のテイストに寄せてて、衣裳に関しては概ね違和感はなかった。
ストーリーは、そもそも原作が未完なので、
魔夜峰央の世界観から大きく逸脱してさえいなければ
許容できるだろう、と見る前からの心づもりがあったので、
結構楽しめた。
一つだけ注文つけるとしたら、二階堂ふみも決して悪くなかったのだけど、
百美役は真性の美少年に演じてもらいたかった、
ということに尽きる。

麗役のGACKT、埼玉デューク役の京本政樹、
ハマってたなー。麗は、理想的にはもっと若い人が演じる方が
いいけど、若手であれくらい圧倒的な存在感出せる俳優って
ちょっと思いつかないからなぁ。
『必殺仕事人』の頃大ファンだった京本さんが魔夜峰央原作の
映画に出てくれたというのは、ただただ感無量。
原作ではあまり触れられていなかった「千葉県」がこの
映画では重要な位置を占めているのだが、これには
監督が千葉出身なのが影響してるみたいだなぁ。
小道具のドライヤーとか
シラコバトと埼玉の玉(輪っか)をイメージした埼玉ポーズとか
ツボったなー。
特にグッときたシーンは、麗と埼玉デュークがお互いに埼玉ポーズで
別れの挨拶をするとこだった。

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数年前に買ってた単行本。

# by porcupine2013 | 2019-04-18 14:59 | 映画感想・た行

善く隠れる者は善く生きるbyオウィディウス「悲しみの歌」


by porcupine2013